小中学生のおこずかいの相場

公開日:  最終更新日:2017/06/12

「おこづかい」を辞書で引いてみると、

「小遣い銭」と記載されています。

「小遣い銭」とは、「ちょっとした日用の雑貨にあてる金銭」

「生活費とは別のちょっとした買い物や娯楽などの雑費に充てる金銭」とあります。

 

夫が妻からもらうお小遣いの平均は、3~4万円とよく耳にします。

使い道は、お昼代、たばこ代、呑み代・・・と想像がしやすいですよね。

では、子供へのお小遣いは一体いくら必要で、

子供たちは何に使っているのか・・・。

夫へのお小遣い同様に、子供へのお小遣いも各家庭によって、

特に各家庭の年収によって、様々かと思います。

お友達たちの家に聞いてみるのも一つの手です。

子供を取り巻く、周りの情報を確認し、

我が家と照らし合わせて考えてみると良いかもしれません。

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そもそもお小遣いをあげている?

小学生・中学生へお小遣いをもらっているか、

アンケートを取った結果「もらっている」と回答した子は・・・

(金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」より)

2005年

小学生(低):66.4%

小学生(中):71.4%

小学生(高):75.9%

中学生     :88.2%

 

2015年

小学生(低):72.9%

小学生(中):73.0%

小学生(高):73.2%

中学生     :83.2%

 

この10年では、全体的に大差は無いものの、

小学校低学年のころからお小遣いをもらっている子は、増えているようです。

お小遣いをもらう相手は、両親・祖父母が主です。この結果は当然ですかね。

お小遣い帳を付けているか、という質問では、

どの年代も半数以上が“付けていない”と回答しました。

まぁ、家計簿を付けているという大人も多くないので、

子供のことは言えませんね。

ただ、大人と違って、子供は自分のお金をどのように管理し、

意識しているのかは、親として確認しておきたいところです。

 

ちなみに、金額の平均値は

小学生(低):949円

小学生(中):896円

小学生(高):1087円

中学生     :2502円

 

多く回答された金額は、小学生が500円、中学生が1000円でした。

 

子供はお小遣いを何に使っているのか?

大半の子供たちがお小遣いをもらっていることがわかりました。

それでは、お小遣いをもらった子供たちは何に使っているのか。

(金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」より)

 

2005年

小学生(低):1位 おかしやジュース 2位 ノートやえんぴつ

小学生(中):1位 おかしやジュース 2位 まんが

小学生(高):1位 まんが 2位おかしやジュース

中学生     :1位 まんが 2位おかしやジュース

 

2015年

小学生(低):1位 おかしやジュース 2位 おもちゃ(ガチャガチャを含む)

小学生(中):1位 おかしやジュース 2位 ゲームソフトやおもちゃ

小学生(高):1位 おかしやジュース 2位 ゲームソフトやおもちゃ

中学生     :1位 友達との外食・軽食代 2位 友達へのプレゼント

 

 

10年の間に、基本的なことは変わりがないようですが、

任天堂DSなどのポータブルゲーム機が増えたことにより、

お小遣いでゲームソフトを購入する子供が増えたようです。

公園に遊びに来ているのに、

ブランコやベンチでゲームをする子供をよく見かけるようになったのも近年です。

 

コミュニケーションツールとして利用できるゲーム機が増え、

1人でやるというよりも友達とゲームをするということが増えました。

家で引きこもって1人でゲームをしているよりは、健全に見えるものの、

公園に来て体を動かさずに、

座り込んでゲームをしている・・・どうなのかぁと疑問もあります。

 

2015年では、どの学年でも“家族へのプレゼント”という回答も上位に入ってきました。

嬉しい気持ちになりますね。

 

この結果を見て個人的に、近年は人とのコミュニケーションのために、

お金を使うことが増えたように感じます。

金額よりも使い方、使い道は大切ですよね。

 

金額よりも与え方のが大切!

上記で「金額よりも使い方のが大切」とお話しました。

使い方は子供が決めることです。(基本的には親の監視の元ですが・・・)

では、与え方はどうでしょうか?

 

どちらの年代でも、小学生が多く回答したのが

「お手伝いをしたとき」「おじいちゃん、おばあちゃんに会ったとき」でした。

中学生では、「お祭りのとき」「友達と外出するとき」などでした。

中学生なら“お金の計算”はできますもんね。

必要なときにもらう、ということが多くなるのでしょう。

また全項目で、中学生のお小遣いの使い道でランクインした中に

「友達と遊びに行くときの交通費」という回答もありました。

中学生になると「友達と外出する」とお金がかかる=交際費が必要になってくるのですね。

 

私が気になったのは、小学生のお小遣いのもらい方です。

「お手伝いをしたとき」「おじいちゃん、おばあちゃんに会ったとき」という回答です。

上位ではないものの、「成績が良かったとき」という回答もありました。

この与え方に疑問を感じます。

 

疑問1:「お手伝いをしたとき」

家事のお手伝いは「アルバイト」ではありません。

褒美の発生するものではありません。

洗濯物をたたんでくれたから100円、お片付けをしてくれたから50円、

と与えていると、お小遣いを与えなければ家事を手伝ってくれない子になる恐れがあります。

 

疑問2:「おじいちゃん、おばあちゃんに会ったとき」

これは、私の経験談です。

おばあちゃんに会っても、おじいちゃんに会っても、

それぞれからお小遣いをもらっていました。

おばあちゃんはお小遣いをくれたあと、一緒におはぎを作ってくれたり、

遊んでくれたりと、お金をもらう以外に、おばあちゃんに会う楽しみがありました。

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しかし、おじいちゃん・・・。いつも黙っているだけ。お金をくれるだけ。

小学校2~3年生になることには、お小遣いがほしいから、

おじいちゃんにも一応、挨拶はする、というようになりました。

中学生になると、おばあちゃんとの遊びよりも友達と遊ぶほうが楽しいので、

おばあちゃんのところへも、お小遣いが足りなくなった

ときだけ会いに行くようになりました。

孫にお小遣いをあげたい祖父母の気持ちも理解はできます。

しかし「会いに来てくれた」ことに対して、お小遣いをあげていると、

お金がもらえなければ会わない、という恐れがあります。

 

疑問3:「成績が良かったとき」

学校の成績は、営業マンの成績とは異なります。

お金がもらえるから、勉強をするのか。

社会に出ると、勉強しただけではお金はもらえません。

むしろ、勉強をするのにお金(参考書代、講座の受講料)がかかります。

学生はお金を払って、学校で勉強させてもらっている。

自分のために勉強をしている。と、意識したほうが、

お小遣いアップのために勉強をするよりも身になるはずです。

 

子供にお小遣い(お金)を与えるときは、どう与えるか。

与えられ方で、人生観や価値観まで変わってきます。

できることなら、父・母間だけでなく、

祖父母とも、話し合ってほしいことです。

金額よりも与え方のが大切です。

 

まとめ

小中学生のお小遣いの金額や与え方は家庭によって、異なります。

金額に関しては、それぞれに必要額があるので、

何に使うのか、なぜお金が必要なのか、

収支を子供と一緒に計算してあげると良いと思います。

 

お金は天から降ってくるものではありません。

どうお金を手にいれるか、それに感謝できるか。

与え方は家族で相談してみましょう。子供にとって一番良い方法は何か。

 

 

余談:我が家では

我が家では、5歳のときから、外出時に3~500円与えてます。

ほしいものがあったときやガチャガチャをやりたいとき、

自分のお財布から支払わせてます。

 

お店の方に協力してもらったことがあります。

(お客さんが少ない時間帯に)本屋さんにて、

キラキラしたボールペンをほしがりました。

彼女のお財布には前回からの残りと合わせて430円入っていました。

しかし、キラキラしたボールペンは750円。

今日は買うことができません。

娘はまだお金の計算ができません。

100円玉でガチャガチャや自動販売機で

買い物ができることくらいしか理解してませんでした。

 

私は、娘のお財布にある金額と、

ボールペンの値段(100円玉が何枚必要か)を説明しました。

でも、娘は「こんなにお金、持ってるもん!もしかしたら買えるかもよ?」

と何を根拠に買えると思っているのか自信たっぷり。

私は娘を一人でレジに向かわせました。

すると案の定、お店の方からお金が足りなくて買えないことを告げられて、

しょんぼりして戻ってきました。

私が買えないことを説明するよりも、

実際にお店で買えなかったことを実感すると、あきらめも早かったです。

そのあと、買い物をするときには「お母さん、これいくら?」

「これ、買えるかな?」と確認をするようになりました。

自分で買える・買えないと実感する。スーパーなどで、

お菓子がほしくて、駄々をこねるお子様にぜひ試してほしい方法です。

 

また、我が家ではお手伝いをしたときには、

お小遣いや褒美を渡したことは一度もありません。

代わりに感謝の気持ちを渡しています。

洗濯物をたたんでくれたら、100円ではなく、

「助かったよ、ありがとう。」という言葉を伝えています。

 

これを続けた結果、家事は手伝うものではなく、

自分たち(親も子供)もやるもの、という認識になりました。

初めのうちは、「お願い、手伝ってほしいんだけど。」と一緒に行い、

やり方を覚えさせ、手伝ったくれたときは、

金銭・物ではなく「ありがとう」を必ず伝えてきました。

そうしていくと、親が何も言わなくても、

洗濯物を取り込めば一緒にたたんでくれ、

ゴミ箱がいっぱいになったら、ゴミ袋を取り換えてくれるようになりました。

もちろん完璧ではありません。洗濯も量が多いと途中で飽きられてしまいます。

それでも、少しでもやってくれたことに感謝を伝えてきました。

 

今では、娘の手伝いを無しに、ご飯を用意したり、

冷蔵庫に彼女の大好きな牛乳を補充しておいたりすると

「ありがとう」と言ってくれるようになりました。

逆に、私が娘に「いま、宿題で手が離せないから、

そこを片付けておいてくれる?」なんて言われるようにもなりました(笑)。

 

家事は手伝うのではなく、一緒にするもの。一緒に生活をしてますからね。

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