日産・内田誠社長が退任へ！その経歴とこれまでの歩み

2025年3月11日、日産自動車の内田誠社長が退任することが発表されました。ゴーン元会長の退任後、日産の再建を担ってきた内田氏。彼はどのような経歴を持ち、どんな道を歩んできたのでしょうか？本記事では、内田誠氏のキャリアと日産での功績を振り返ります。

内田誠氏のプロフィール

• 生年月日：1966年7月20日（東京都出身）
• 学歴：同志社大学神学部卒業（1991年）
• 幼少期・青年期：エジプトやマレーシアで過ごす

内田氏は、幼少期から海外での生活を経験し、グローバルな視点を持つ人物として成長しました。

① 商社時代：日商岩井（現・双日）に入社（1991年）

大学卒業後、総合商社・日商岩井に入社。機械部門から自動車部門へ異動し、フィリピン駐在を経験しました。

② 日産自動車へ転職（2003年）

日産に入社後、購買部門やルノーサムスン自動車への出向など、様々な経験を積みました。

③ 経営陣としての活躍
• 2016年：常務執行役員（アライアンス購買担当）
• 2018年：専務執行役員（中国事業トップ）
• 2019年：MC CHINA議長兼務
• 2019年12月：日産の代表執行役社長兼CEOに就任

内田氏は、ゴーン元会長の退任後の混乱を収拾し、日産の立て直しを担いました。
• コスト削減と収益性の向上を重視した経営
• EV戦略の推進
• ルノーとのアライアンス再構築

日産の再建に取り組んだ内田社長が退任することで、今後の日産の経営体制がどう変化するのかにも注目が集まっています。

今後の動向に注目しながら、内田氏の次のキャリアにも期待したいですね。