【保存版】みかんの健康・美容効果&皮の有効活用法
冬の果物といえばみかんです。スーパーなどで手軽に購入できますが、
中には箱買いする方もいらっしゃいます。冬に欠かせないみかんは栄養が
豊富で、美容と健康にとても良いのです。
そこで今回はみかんの栄養から見る健康&美容効果について
ご紹介していきます!
みかんの栄養と健康効果
みかんは甘いので食べると太ってしまうのでは?と思ってしまいますが、
低カロリーなので安心です。みかん1個のカロリーはショートケーキの
10分の1程度です。みかんに含まれている主な栄養成分は、ビタミンC、
食物繊維、クエン酸、β-クリプトキサンチンです。
それぞれの栄養成分について簡単に説明していきます。
ビタミンCは風邪予防、疲労回復、美肌効果がある栄養です。
一般成人の場合1日に100mgのビタミンCが必要になりますが、
みかんは3~4個でこの必要量を満たすことができます。
ビタミンCは免疫力を強くすることもできるので、体調を崩しやすい冬に
たくさん摂取したい栄養成分なのです。
食物繊維は主にみかんの内側の皮に多く含まれています。
これは腸内で吸収されずに体外に排出されるので、腸内の老廃物を一緒に
排出してくれる作用があります。これにより便秘を解消したり、
LDLコレステロールの上昇を抑えることができます。
クエン酸はエネルギー代謝や老廃物の排泄に大きな役割を果たしています。
クエン酸の有名な健康効果といえば疲労回復です。
β-クリプトキサンチンとはみかんの黄色を作っている物質です。
この成分はカロテノイドという物質の一種で、体内でビタミンAと同じような
作用をします。β-クリプトキサンチンは糖尿病やガンに対する作用などの
研究が行われています。
この他にもみかんには、ビタミンB群、ビタミンE、カリウム、βカロテンが
含まれています。
みかんの美容効果
みかんに含まれているβ-クリプトキサンチンは、体内でビタミンAと
同じような作用をすると述べましたが、ビタミンAは美しい肌作りに
欠かせない成分です。ビタミンAは皮膚の細胞の働きを正常に保つ作用があります。
そして、みかんに多く含まれているビタミンCはコラーゲンの合成に力を注いだり、
肌の老化を遅らせる効果があります。
さらに、ビタミンEはシミやしわの原因になる活性酸素を除去する作用があります。
最後はビタミンB群。ビタミンB群は肌を正常に保つ作用があります。
このようにみかんには美肌に欠かせない成分がたくさん含まれているのです。
みかんの1日の摂取量
多くの健康&美容効果が期待できるみかんですが、1日に何個食べて
良いのでしょうか?果物なので1日○個まで食べて良いというものはありません。
普通サイズのみかんで1日1~2個くらいだと栄養面でもカロリー面でも
問題ないでしょう。
1日にみかんを10個以上毎日食べると体に負担がかかってしまいます。
みかんに含まれているビタミンAは過剰摂取すると、肝臓の作用を低下させ
異常を発生させてしまうのです。ですから、くれぐれも食べ過ぎには
気をつけてください。
みかんの皮の活用法
みかんをたくさん食べると増えてしまうのがみかんの皮です。
みかんの皮は使い道がたくさんあります。みかんの皮を1週間以上乾かして
カラカラにします。これを浴槽に浮かべると、体を温めてくれます。
これはみかんの皮に含まれているビタミンAとCのおかげです。
乾燥させたみかんの皮を排水口用のネットに入れて臭いの気になる場所に置くと、
臭いが気にならなくなります。靴箱や生ゴミを入れるゴミ箱付近に
置いておきましょう。
みかんの皮は油性ペンの落書きを落とすことができます。みかんの皮を
そのまま落書き部分に擦り付けてください。汚れが落ちてピカピカになりますよ。
靴や金属もキレイになるのでぜひお試しください。
まとめ
ご紹介したようにみかんは様々な健康&美容効果があるだけではなく、
皮も有効活用できる果物です。普段みかんをあまり食べないという方も、
今年の冬はぜひみかんを食べて健康になりましょう!