もち米なしでも作れる?おはぎの簡単な作り方とは
おはぎ(ぼた餅)はお彼岸にお供えする食べ物の定番ですが、
皆さんは作り方をご存じでしょうか。
もち米を炊いて潰したり、あずきを煮て準備したりと、
作り方が面倒に思われがちなおはぎですが、実は簡単に作る方法があるのです。
今回はおはぎの簡単な作り方を紹介しますので、
お彼岸の時などにぜひ作ってみてください。
おはぎは手作り?市販のもの?
お彼岸の時、仏様にお供えするだけならば、市販のおはぎで
間に合わせても良いですが、故人の供養のため、
ご自宅に訪問する方が多かったり、ご近所に配るなどする場合は、
手作りすると良いでしょう。
また、おはぎは手作りしたほうが、あんこの量を控えめにするなど
調節が出来るので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。
ただし、市販もお手製のおはぎも、あまり日持ちはしませんので、
作り過ぎ、買い過ぎにはご注意ください。
もしどうしても食べきれなかったら、
一個ずつラップに包んで冷凍保存しましょう。
食べる時は電子レンジで温めるか、自然解凍をしてください。
そして、おはぎをご家庭で簡単に作りたいのでしたら、
あんこは市販のものを使うことをおすすめします。
確かにあずきから煮たほうが、あんこの甘さも調整できるのですが、
やはり手間がかかってしまうため、多忙な方には不向きでしょう。
スーパーの製菓コーナーなどで販売されている、
あずき缶やパックのあんこを使って作ると、おはぎも簡単に出来ますよ。
あんこは粒あんでもこしあんでも、お好きなほうで大丈夫です。
あんこのおはぎの作り方
あんこで包むご飯は、2合のもち米と1合の普通の
お米を2:1の割合で混ぜ、よく研いでおきます。
炊く時の水加減は3合の目盛りよりも、
ほんの少しだけ少なめにするのがポイント。
炊き方は、いつも通りの白米モードで構いません。
ご飯が炊きあがったら、すりこぎかしゃもじで、お好みの加減で潰しましょう。
潰したご飯をお好きな大きさに丸めたら、あんこ適量を手の平に広げてください。
あんこの上に丸めたご飯をのせて、包んでいけば完成です。
もし、あんこが硬すぎるのでしたら、水を加えてよく練ると柔らかくなります。
あんこは手にくっつきやすいので、手にかるく水を付けるか、
ラップの上にのせて包んでいくと、とても包みやすくなります。
黒ごまときな粉のおはぎを作るには
黒ごまはすり鉢とすりこぎで砕くと、香りがたって美味しくなります。
もしすり鉢がないのでしたら、黒ごまをジップロックなどのビニール袋に
入れるか、ラップに包んで、湯呑みの底で叩いて細かくしてください。
砕いた黒ごまには、砂糖を適量加えて混ぜておきましょう。
そして、中にあんこを入れて包んだもち米に、好きなだけまぶせば完成です。
きな粉のおはぎを作りたい時は、黒ごまの代わりに、適量の三温糖と、
一つまみの塩を加えて混ぜたきな粉をまぶしましょう。
余ったご飯で作るおはぎ
もち米がなくても、おはぎを作ることが出来ます。
まず、残りご飯を少し電子レンジで温めたものに、お湯を加えて少量ずつ加えて、
米粒を潰しながらよく混ぜてください。
お湯の量はご飯の硬さを見ながら足していきましょう。
ご飯がお好みの柔らかさになったら、あんこで包んだり、
黒ごまやきな粉をまぶせば完成です。
もち米をわざわざ買って炊く必要がないので、
より簡単におはぎが作ることが出来ますよ。
まとめ
おはぎの作り方は意外と簡単です。
あずきを煮る必要もないので、手軽に作りたいのであれば、
市販のあんこを使用しましょう。
あんこが用意できたら、もち米と普通のお米で炊き、
潰したご飯を包めば、おはぎは簡単に出来上がります。
もち米がなくても、普通のお米でもおはぎが出来るので、
ぜひ試してみてください。