大鍋で作る最大の芋煮!日本一の芋煮会フェスティバルとは
山形県では秋を迎えると、芋煮会という季節行事を行います。
主に、河川敷に家族や友人グループで集まって、里芋などを煮込んで食べる
風習なのですが、この行事を最大級のお祭りにしたイベントがあるのです。
それが『日本一の芋煮会フェスティバル』です。
今回は、山形で行われる、日本一の芋煮会フェスティバルとは、
何が日本一なのか、どんなイベントなのかを紹介します。
目次
日本一の芋煮会フェスティバルってどんなイベント?
山形の恒例行事である芋煮会を、全国に発信するために始まったイベントです。
直径6メートルもの巨大な鍋の中に、大量の里芋やこんにゃく、調味料を入れ、
6トンもの薪を燃やして、およそ3万食分もの芋煮を作っていきます。
しかもなんと、重機のショベルカーを用いて、鍋の中の具材をかき混ぜるので、
作る量も規模も、そして芋煮の味も日本一といわれている芋煮会なのです。
芋煮の他にも、ステージイベントや屋台などもあるので、
お祭りとしても楽しめますよ。
ちなみに、調理器具として使う重機は、工事現場で使ったものではなく、
新品を用いています。
また重機の潤滑油には、バターなど、食用の油脂を使用しているため、
衛生上も全く問題ありません。
芋煮会フェスティバルの開催日時と会場
日本一の芋煮会フェスティバルは毎年、敬老の日の前日に開催されるため、
今年2017年は9月17日(日)に行われます。
時間は9:00~16:00予定。
芋煮引換券の配膳は8:00から、芋煮の配布は10:00からの開始です。
雨天でも決行しますが、荒天だと中止になる場合もあります。
会場は、山形県山形市にある馬見ヶ崎川(まみがさきがわ)の河川敷。
車でのアクセスは、山形道山形北ICから約10分。
電車でのアクセスは、山形駅から路線バスで15分です。
会場と特設駐車場間で、有料シャトルバスが運行されています。
シャトルバスの運賃は、片道大人200円、小中高生は100円です。
芋煮会フェスティバルの料金について
入場料は無料ですが、芋煮は一杯300円です。
芋煮の購入には引換券が必要になるので、会場に着いたらまずは、
引換券販売所に向かいましょう。
また、芋煮茶屋という、特設テント内の有料指定席もありますので、
ゆっくりと芋煮を食べたい方、あまり長時間待ちたくない方は、
利用してみると良いですよ。
有料席は当日券も販売もありますが、混雑が予想されるので、
前売り券を購入しておくと無難です。
芋煮茶屋の前売り券は、大人(中学生以上)2600円、
小学生1300円となっています。
当日券は大人(中学生以上)3000円、小学生1500円です。
芋煮茶屋でしたら、並ばずに芋煮が食べられるだけでなく、
醤油味の芋煮がおかわり自由なので、満足いくまで食べられますよ。
芋煮会フェスティバルの混雑状況
毎年、かなり混雑するので、出来れば早めの来場がおすすめです。
芋煮は引換券が配布された順から、放送で案内されて配膳となりますので、
早めに食べたい方は、早く引換券をもらいましょう。
目安として、9:30頃に引換券をもらうと、丁度お昼頃に芋煮が食べられます。
ただし、芋煮は引換券があっても、なくなり次第終了してしまいますので、
ご注意ください。
また、有料席の芋煮茶屋も、予約優先なので当日券が買えない場合もあります。
確実に食べるためにも、早めの行動をしましょう。
また、特設駐車場も混むので、車で行く場合も時間に余裕があると良いですよ。
まとめ
日本一の芋煮会フェスティバルは、何といっても、大鍋と重機を使って
芋煮を作るという規模の大きさが見どころです。
大量の芋煮を作る圧巻の光景は、他のイベントでは
なかなかお目にかかれないでしょう。
スケールだけではなく味も日本一、といわれるほどなので、
ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。